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ななちゃん、特発性膀胱炎と血尿と。

2018年9月18日、ななちゃんがうちの子になって1年が経ちました。
猫と暮らした12年間の経験がほとんど役に立たないくらい、はなちゃんとは性格も習慣も体質も、とにかくすべてが違っていて、オタオタした1年でした。
私とは一緒に寝たり後追いしたり、30秒なら抱っこもOKなのだけど、オットとはいまだに緊張関係にあります。
向かってくる人や、バスタオルなどの大きな布、大きなカバンなどが怖いようです。

ケージ生活が終わった2か月目以降から、ずっと血尿に悩まされています。
その経過を興味のある方だけどうぞー。






2017年11月
うさぎのようなコロコロうんちが気になり、便秘用療法食のロイヤルカナン消化器サポート(可溶性繊維)を混ぜるようにしたら、2週間後に血尿。
尿検査でストラバイト結晶(PH8だか9)が見つかり、ロイヤルカナンPHコントロールゼロを食べさせるように言われる。
獣医さんに消化器サポートが原因ではと言ったところ、「フードを変えて2週間で血尿がでることはない」と言われる(うろ覚え)。



その後、潜血・ストラバイト消え、PHコントロールゼロからオルファクトリーに変更。

2018年4月 血尿
結晶・細菌なし。エコー・レントゲン問題なし。
2か月近く抗生剤・止血剤を続けて目に見える血尿はなくなるが、尿検査で潜血反応が続く。
特発性膀胱炎と言われ、「ロイヤルカナンPHコントロール+CLT」を食べ始める。

特発性膀胱炎とは
尿検査を行っても結晶、細菌、異常な細胞がないにも関わらず、頻尿、血尿などの症状を示す。ストレスが強い環境、またはストレスを受けやすい性格の猫で発症しやすいことからストレスが原因の一部であると考えられている。
※特発性:原因不明という意味。


2018年7月16日
一晩中トイレに出入りし嘔吐連発。救急に連れて行く。
うんちが出ない様子だけど、前日の朝には排便していたし膀胱炎の既往があるので、おしっこが原因かもと診断される。が、結局便秘が原因で2日後に適便される。
私も判断がつかず強く言えなかったけど、膀胱炎にとらわれず便秘の検査もしてもらえば、適便せずに済んだと後悔してます。

2018年7月下旬
念のための尿検査では、潜血・結晶・細菌なし
PHコントロール+CLTに消化器サポート(可溶性繊維)を混ぜ始める。

2018年8月 血尿。
止血剤・抗生剤・ステロイド・サプリ等を試すが、目に見える血尿が3週間ほど続く。



2018年8月下旬
消化器サポートが原因で血尿になったというブログを2件見つけ、ななちゃんもフードが原因なのではと思い、フード購入履歴・日記・記憶をたよりに血尿の経過をエクセルにまとめてドヤ顔で獣医さんに渡す。
消化器サポート(可溶性繊維)をやめたら2日後から目に見える血尿がなくなる。
潜血反応はあるも血尿は見られなくなり3週間、やったーと思っていたら…。

2018年9月中旬 血尿(この時の絶望感!)
7月に病院を変えたので、改めてレントゲン・エコー・膀胱穿刺による尿検査・細菌培養検査・血液検査を行うも特に異常なしで、やはり特発性膀胱炎ということに。
(獣医さんにかなりのビビリと言われました)
この時の点滴で膀胱内がきれいになったのか、止血剤・ステロイドが効いているのか、その後は血尿みられず現在に至る。
1日4回のおしっこも、2-3回に。



音に対する反応が強い猫は特発性膀胱炎になりやすい報告があるようで、確かにななちゃんは音に敏感。
他にはフードがストレスの原因だったかもしれないし、8月は私が旅行で3日間不在にしたことがストレスの原因かもしれない。

ストレスをなくすために獣医さんに生活環境の見直しをするように言われ、まず食事の場所を人があまり通らない静かな場所に変更。
そして、一番ストレスだったはずのケージ時代に血尿はなかったので、あえてケージを出してみることにしました。

血尿・膀胱炎のことで頭がいっぱいで、趣味の読書や編み物をする気がなくなってしまった一年。トイレで血尿を見るたびに気持ちがふさぎ、良くなってきたと思った時の血尿の絶望感たるや。このまま良くなってくれるといいのですが。
本人は元気であまり気にしていないのは助かります。

便秘は、乳酸菌サプリも与えているのですが、時々出が悪くなります。
獣医さんに黄色ワセリンをすすめられているので、出が悪いなと思った時にちゅーると一緒になめさせると、30分後にするっと出てきます。



猫の血尿についてネットで調べまくりましたが、膀胱炎・血尿・結石がなかなか治らず悩んでいる人のなんと多いことか。
同じように悩んでいる人の目にとまればと思い、キーワードを多めにいれてまとめてみました。

下記の参考サイトによると、特発性膀胱炎は短期間で治るそうですが、ななちゃんの場合はなかなか治らないのも疑問。

参考サイト


ビクビク逃げたかと思うと、堂々とひざの上にのってきたり。
きっと本来は堂々とおおらかな性格なんだと思います。
次の一年では、その扉がもっと開くといいな。




→その後血尿が再発して治った話はこちら



by semamo | 2018-10-04 17:08 | ねこぐらし