その日の前に 重松清

b0051052_15554037.jpg帯に書いてあるほど感動もしなかったし、泣けもしなかった。「その日の前に」
でも、そばにいることが当たり前の人がいなくなる「その日」について考えたら、ちょっと泣きそうになってしまった。親とかダンナとか猫とか兄弟とか。

二人の子供を残して、がんで死んでいくお母さんの最後の一日が丁寧につづられて、「ああ家族が死ぬ日はこんな感じなんだな」と思いました。
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by semamo | 2005-10-22 16:01 | ほんぐらし | Comments(0)

魔王 伊坂幸太郎

b0051052_12583635.jpg伊坂幸太郎の最新刊は、今までの小説と違って、全体的に暗くて難しい雰囲気が漂っている「魔王」。政治やファシズムはこの小説のテーマでないと、あとがきに書かれていたけど、どうしても小泉政権とだぶってしまいました。

犬養首相と弟がどう対決していくかが気になりますが、読者ひとりひとりに続きを考えてもらいたいのかな。「考えろ、考えろ」と主人公がよく言っていたように。

人に伊坂幸太郎を紹介するときに「初期の村上春樹をポジティブにした感じ」といいますが、今回はポジティブさがなく、ちょっと残念。この新刊が出るまで読むものがなくて、「アヒルと鴨のコインロッカー」「陽気なギャングが地球を回す」「チルドレン」を再読していました。こういったほうがやっぱり好きだな。
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by semamo | 2005-10-22 13:12 | ほんぐらし | Comments(0)

連休のときわ台

8日 衣替えのため、終日ひきこもり。

9日 新しくできた前野町のトステムビバホームまで散歩。帰りに図書館の食堂でご飯を食べようと思ったら、なんと満席。日曜のお昼は、この一帯のお店が占拠される。漫画喫茶に行こうと思ったけど、満席の気配がしてやめる。

駅前の「くいしんぼ」、つぶれた? 
中華そば「日高屋」ができるらしい。 餃子の満州にもまだ行っていないのに。

10日 雨。これから何をしよう。
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by semamo | 2005-10-10 12:13 | その他 | Comments(0)

模倣犯

b0051052_1155660.jpg今頃になってようやく読んだ模倣犯。すごい分厚さでびっくり。

加害者も被害者も一人ひとり丹念に描写してあるので、息苦しくなるくらい“濃い”小説だった。読み応えはあるけれど、最後にピースが簡単にキレてしまうのが納得いかないなー。
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by semamo | 2005-10-10 11:58 | ほんぐらし | Comments(0)

b0051052_11442549.jpg自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」を読みました。あの事件の犯人は自閉症だったらしい。知らなかった。

弁護士や裁判官や福祉の人、当事者家族が、色々な立場で真剣に事件に向き合っている…けれど…うーん…かなり考えさせられたけど、正解は分からない。ただ、自分の近くの「ヘルプ」の声は聞き逃さないようにしないと。

犯人よりも、その妹さんの一生が痛ましかった。
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by semamo | 2005-10-10 11:53 | ほんぐらし | Comments(0)