バケツ

b0051052_2025166.jpg日本版・フィクションのトリイ・ヘイデンのようで、すごく良かったです「バケツ」。
虐待の過去を持つ知恵遅れの少年と、ともに生きていくことを決意したもう一人の青年のお話。悲惨な話なのに、ユーモラスで強くて、都合よくうまくいったり、大概はうまくいかなかったり、あっという間に読んでしまいました。

障害者に差別意識はないと思っていたけど、知恵遅れのバケツと呼ばれる少年の風貌が、「180センチちかくあり、か細い体は異常なまでに肩幅が狭く、柳のように体を左右にゆらす。ほとんど生えていない眉毛の下の目は視点が定まっていない。上を向いた大きな鼻からは一筋の鼻水が垂れ、下唇が突き出した口は魚みたいに半開き」。
実際に目の前にこういうヒトがいたら、引いてしまう私って、差別してるよなー。
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by semamo | 2006-01-22 20:32 | ほんぐらし | Comments(0)